Curtain Album vol.3
神奈川県 川崎市M邸
M邸にお邪魔したのは7月終わりの昼下がり。
真夏でもほとんどエアコンは使わないという、 タワーマンションのご自宅には気持ちいい風が吹き抜け、その風を受けてカーテンがふわりと舞っていました。
リビングのカフェカラーのシェードは 光を存分に取り入れるために日中はたたみ、日が暮れてからは下ろして落ち着いた時間を過ごします。シェードの下にはフチを縫ったリネン生地をクリップで吊り下げてカーテン代わりに。織り込まれた梯子レースが涼しさを演出してくれます。
リビング隣にある部屋のドレープはMさんのお手製。10年以上使いつづけている愛着のある一枚です。
「生地とカーテン用のギャザーテープをリネンバードで買って、初めて一人暮らしをしたアパートの窓に合わせてつくったものです。ギャザーテープは横幅が調節できるので、そのあとの引っ越し先でも、結婚して移り住んだ今のマンションでも使うことができています」
「レースカーテンはたっぷりのギャザーにしたかったんです。自分ではキレイにつくる自信がなくて、オーダーでつくってもらいました」