工場見学

NO.2 Siulas, BIrzai, Lithuania




1.ロケーション


リネンバードでは生地「ネリンガ」でおなじみの、リトアニアンリネン生地の会社Siulasを訪れました。シウラスは1928年に設立された、リトアニアで最も古いフラックス工場のひとつです。ある資産家の邸宅だった場所を転用して、もと馬舎だった赤レンガの建物は工場として、住まいだった白い建物はオフィスとして使っています。リネン工場というより「リネンの館」と呼びたいくらい愛らしい外観です。
前庭には草花が、オフィスの裏手の木立の奥には湖が広がっていました。こんな自然に囲まれた静かな環境、東京ではなかなか実現しがたいロケーションです。よく晴れて、気持ちのよい日でした。

原料のフラックスを輸入したり製品化を別の国で行ったりと、何カ国かをまたがることの多いヨーロッパのほかの国々とは違って、リトアニアでは自国内で育てられたフラックスが生地化・製品化されています。シウラスはリトアニアで取り出されたフラックス繊維を仕入れた後、糸にする段階の工程からを行っています。







工場見学 バックナンバー