工場見学

NO.2 Siulas, BIrzai, Lithuania




3.織る



次は、整経作業の部屋です。チェックやストライプの生地のための縦糸を組み合わせて巻き取ります。

次は、生地を織る工程に進みます。湿気のもやがかかった大きな部屋に織機がずらりと並んでいます。そんな部屋がいくつもあって、無地や格子、縞の生地、トーション生地など様々なものが織られています。
基本的には機械まかせなのですが、数人の工員たちが機械の調子を整えたり糸のほつれを解いたりと、通路をまわっています。





複雑な模様を描くジャカード織りの装置は、手回しオルガンの楽譜のような蛇腹折りの紙に織りの指令が記してあり、上から降りてくる糸がそれを伝えています。